【韓国留学】初級でも韓国人と友達になれる!現地の人と仲良くなるために意識するべき2つのポイント。
三度の飯より韓国が好き!なりっぴ(@2525rippi)です。
韓国での留学中、意外と悩むのが「現地の人と出会えても、そこから友達になれない」ということなんですよね。
私が当時留学していた時も「なんでりっぴちゃんはすぐ韓国人の人と仲良くなれるの?」と相談されることが沢山ありました。
実際に留学した人はよくわかると思うのですが、そもそもその国に行くだけじゃ現地の人と出会う機会なんて殆どないんです。
(そして街は現地の人で溢れているのに、というジレンマに陥る。笑)
そんな中でやっと出会えた現地の人なのに…
「話はしたけれど、そのまま終わってしまうことばかり。」
「言語に自信がなくて、話しすらかけられなかった。」
といった理由でお友達になれなかった…。
なんてこと、ありませんか?
そんなの、もったいなさ過ぎる。真顔
出会いは一期一会。
素敵な出会いのチャンスは絶対に逃して欲しくない!
ということで、友達になりたいと思う人とは確実に友達になれていた私(自分で言うか)が常に意識していたコツをご紹介したいと思います。
ただし、これは韓国の「国民性」を意識して得たコツなので、他の国に通じるのかはわかりません(笑)
でもたぶん、通じる気はしている。←え
中々仲良くなれずに困っている方は、是非とも実践してください!是非!
その①:世界共通?飲み二ケーションは超大事!
飲みニケーションとは書いて字の通り「お酒を飲みながらするコミュニケーション」です。
これは日本に始まり世界共通だとは思いますが、韓国における「飲みの席」というものは超大事なコミュニケーションの場です。
韓国ドラマでも居酒屋で韓国焼酎を一緒にたしなみながら語り合う…なんてシーンかもしょっちゅう出てきますよね?
それほど韓国は「飲みニケーション」の文化が強い国なので、お酒の席は親交をより深められる最高の機会なんです!
お酒の力というのはとても絶大で、自分の心をオープンにさせてくれたり、ただ一緒にお酒を飲んでいるというだけで相手との距離感がぐっと縮まったように思わせてくれる力があります。
ですので、ばか騒ぎする飲みでも、しっとりした飲みでもなんでもいいんです!
とにかく積極的にお酒の場に行くこと。
その場にいるだけで、相手はぐぐぐっと親近感を感じるようになってくれるんです。
本当に飲みの席の持つ見えない力は偉大だなぁ~と感じます。←
私は日韓交流会に通ってお友達を増やしましたが、次も遊ぶようになるような仲になれるのは全て二次会のお酒の席でした。笑
正直ただ会話をするだけの一次会だと、ある程度の人物像がわかるくらいです。
そこでめちゃんこ仲良くなるには、お互いが相当な積極性を持っているか相当に気が合うかではない限り難しい。
連絡先は交換したけど、そのままフェードアウトなんてざらです。笑
ですので、仲良くなりたいのならばお酒の席こそ行くべきなのです!!
飲めなくなっていい!とにかく行こう!
ここで、勘違いしてはいけない大切なことが「呑み二ケーション」=「お酒を呑まなければならない」ということではないということ。
私はお酒が強い(し、大好き)ゆえ困ったことはありませんが、どうしてもお酒が弱かったり、全然飲めないという方も沢山いますよね。
韓国は日本のようにカクテルやサワーが置いておらず、選択肢は基本的に韓国焼酎かビールかマッコリ。
ゆえに、お酒が弱い人達は大抵「私は飲めないから行かないor行けない」と言って飲みの場に来ないことが多いです。
ですがこれ、大間違いです。
なぜなら、飲めなくていいから。
むしろ飲まなくていいからああああ!!
飲みニケーションにおける最も大切なことはその場にいることであって、お酒を飲むことではないからです。
現地の人に出会えるきっかけというものは、大体が日韓交流会の二次会やお友達の紹介だと思います。
サシで出会うことはないと思うので、複数人が集まってることが殆どだと思います。
だから、自分一人が飲めないからといって空気が壊れることも殆どない。
事前に「お酒は飲めないけれど、飲みの場は好きなんだ!」と言っておけば無理に飲ませられることも殆どない。
(酔い過ぎて勧めてくるような輩がいた時は、ちゃんと断りましょう。笑)
おちょこに焼酎を一杯だけ受け取って、それはそのままソフトドリンクでも飲んで話ていればいいんです。笑
話しやすさだってグンと上がるんだぜっ!
韓国は自分でお酒を注ぐこともあまり良しとしないので、必ず誰かが入れてくれます。
自分も、相手のお酒がないと思ったら「飲みますか?」と聞いて注いで、そのまま一緒に乾杯をするだけで会話を始めるキッカケにもなります。
自分がちょっと人見知りで話しかける勇気がなくても、お酒が入ってほろ酔いの相手が先に話しかけてくれます。
もちろん、大前提として自らも勇気を出して話しかけることは大切ですが、全くのシラフの席よりも緊張もほどけて話しやすさも格段に上がります。
それに、万が一気まずくなってもとりあえず乾杯すればいいんです。笑
これも韓国のお酒文化ですが、とにかく乾杯をしまくります。
楽しいから乾杯。
沈黙になったから乾杯。
なんとなくしたいから乾杯。
なので、話が途切れてしまったり気まずい時は「はい、乾杯しよう!」と乾杯をすれば、すぐに空気はリセットされるのでご心配なく♪
お酒が飲める人は自分のお財布とキャパが許す限り三次会でも四次会でも!
飲めない人は飲まなくていいのでまずは参加して皆で一緒に雰囲気を楽しむところから!
是非、実践してもらえたらと思います。真顔
普通にお喋りするだけなのに、驚くほど仲良くなれますから!笑
ちなみに、なんの話をすればいいの?ということに関しては簡単です。←
ネタがなければ自己紹介から広げていけばいいですし、くだらないネタでもお酒の席ではなんでも面白い話題に早変わりします。笑
「何を話していいかわからない…」ということに関してはまたテーマが変わってくるので、いずれまた記事にしますねっ!
その②:大事なのは言語じゃない!態度だ!
2つめですが、これは特に「言語」に対する自信がない初級の方にお届けしたい内容です。
私は元々外国語への苦手意識が強く、韓国語に関してはK-POPや適当に買った初級の本をたまーに見るなどして、かなり中途半端な独学のまま留学をしました。
語学学校にはたまたま2級から入れたのですが、それは単にパンマル(タメ語)の知識があっただけのことで、ぶっちゃけ文法も単語も1級のレベルですらわからないことだらけ。←
ゆえに、基礎なんて全くないので発音も超絶へったくそです。笑
(今でも…ですがw)
語学留学で現地の人と友達になる時の一番の壁が「韓国語を話せない」ということです。
話せないというより、話せる自信がない…が正解かな?
初級の時は知識も少ないので当たり前ですが、「間違ってもいいんだよ!使って!」と言われたって実際は中々難しいですよね。笑
私も2級とはいえ知識がありません状態でしたから、語学学校でも先生はいきなりわけのわからん韓国語をぶあああああと話すし周りは理解してるっぽいのに自分は全然意味わからんしなんなら早くて単語すら聞き取れないし何も答えられないしで…相当に散々でした。←
が!そんな「喋れない」状態の私でも現地の人と仲良くできたのは、自信を持って話すように心がけたから…ではありません。笑
私の性格は積極的なほうかもしれませんが外国語に関してマジガチで自信を持てずにいましたので、「間違ってもいいから使おう!」なんてポジティブになれるわけが!!
じゃあ、相手の韓国人が日本語がペラペラだったから?
そういうわけでもありません。
日本語の挨拶でさえ知らないような韓国人とも友達になっていました。笑
じゃあなぜ???
その答えはずばり、「態度」に自信を持っていたからです。
初級で殆ど話せない時から、いつも周りの韓国人の友達に言われる言葉がありました。
「りっぴはまじで韓国語下手くそ(初級なのに酷い←)だけど、態度がまじで韓国人だよな。笑」
要は、態度がでかかったんです。爆
でも、これは真似しちゃいけません←
特に女の子は女子とも思われなくなるので全然オススメできません。爆
態度がでかいというのは私の性格によるものではありますが、つまりは話せないくせに凄い明るいし、ノリだけはめちゃんこ良かったということ。
もちろん年代ごとに差はあれど、ノリや明るさって凄く大事なんです。
あなたの明るさが武器になる。
日本語も殆ど話せないし、だんまりで静かな人。
日本語は殆ど話せないけれど、とにかく笑うしノリのいい人。
自分が日本で外国人留学生と出会ったら、どっちとお友達になりたいですか?
外国人ですから最初は話せなくて当たり前のことですし、現地の人も話せなくたってちゃんと理解してくれます。
けれど、話せないなりに工夫をしながら会話を明るく楽しもうとしているかどうか…というのは「語学力」とは関係がないんです。
逆を言えば、ちゃんと話せれば必ず友達ができるというわけでもないということ。
仲良くなるというのは結局人間関係ですから、言語はあくまでそれをサポートする道具にすぎません。
友達になれるかどうかは、相手が自分と仲良くなりたいと思えるかどうかなんです。
では私が具体的にどうやってコミュニケーションをしていたか。
※「私は学校に行きます。行きました。」程度の超簡単な会話しかできない前提で読んでください。
とにかく笑いました。
全く言葉がわからなくても、とりあえず笑ってました。←
ボディーランゲージもフル活用しました。
ボディーランゲージはコミュニケーションをするうえで本当に大事な道具ですよ!
説明しづらいことや喜怒哀楽の感情をオーバーでもいいので、手や身体で表現してみるんです。
Thisとかsadとかgladなどの低レベル英語も使いました。笑
あと、日本語でツッコミを入れたりもしてました。
ツッコんだところで相手は全く日本語がわからなくて「?」となるのですが、今のはこういう意味なんだよ…というのを頭を抱えながら創意工夫を重ねて説明しようとしてみたり。笑
とにかく明るく笑顔を心がけ、一生懸命に自分はこんな人間なんだぜ!とアピールしてました。
正直、超簡単な知識しかなくて韓国語を殆ど話せなくてもボディーランゲージとへったくそなカタコト英語で会話はどうにかなります。
どうにかならないと思うからやれないだけで、どうにかなると思えばどうにかなるんです。
どんな理由であれ話せないのなら、ほかの部分で自信を持ってコミュニケーションをとる以外ありません。
ならば話せないなりに開き直ってでも、明るくノリ良く接することを心がける。
これが大事なポイントです!
一生懸命さはちゃんと伝わる。
とはいえ、相手がどんな反応をするか…と実践前は不安になるかもしれません。
通じなくて「意味わからんw」と思われたらどうしようと思うかもしれません。
でも、あなたが思うその不安はまず、起きません。笑
なぜか?
それは、あなたが一生懸命だからです。
一生懸命な人を嫌いになる人はいますか?
むしろ努力する姿に人間的に惹かれるし、どんな人なのか興味も湧くし、仲良くなりたいなぁと思うようになりませんか?
もしも相手が、一生懸命コミュニケーションを取ろうと頑張ってる外国人を馬鹿にするような数少ない最低の人ならば、最初から仲良くなる価値もありません。
私もそういう人に出会ったこともありますが、そういう人は相手の努力も気持ちも考えられない人間なわけですから、友達にする価値がないな~としか思いませんよ。
だから、万が一そういう相手だった時はバッサリこちらから切り捨ててやるんですっ!←
実際、現地の人と仲良くなりたいといっても誰でもいいわけではありませんからね。
私達はいつか帰ってしまうわけですから、帰国後も続くようなお友達に出会えなければ意味がありません。
長く続く友達は親切にしてくれますから、出会った時だって話せなくても大きな壁にはならないし、いくらでも仲良くなれるんです。
話せるだけでは、意味がない。
ここまでは言語力が初級を前提に書きましたが、先ほども書いた通り話せる人でも同じことです。
現地の人と仲良くなるためには言語力に依存せず、態度や行動の工夫を意識しましょう。
これは世界共通に言えることです。
話せる話せないは置いておいて、あなたの態度を見て相手は仲良くなりたいと思うか?
人見知りだから…話せないから…どんな理由であれ「コミュニケーションを取ろうとしない」人と仲良くなりたい人がいるのか?
自分が今の自分のような人と友達になりたいと思えるのか?
それを意識するだけでいくらでも態度や行動を意識して工夫ができますし、お友達もすぐにできるようになります。
自分の殻を破って、是非とも実践してみてくださいねっ!
ちなみに私がこうして出会った韓国人の友人たちとは今でも仲が良く、韓国に行く時は毎回必ず会います。
最近は日本語を勉強して日本に行ってみたい!とまで言ってくれる友人もいるので、嬉しい限りです♪
私も殆ど話せない状態で、相手も地方から出てきたばかりで方言が強く、何を言ってるかわからないことだらけ…な出会いでもめちゃんこ仲良くなって、お家にお邪魔して家族とまざって遊んだりお泊まりなんかもしていました。笑
さすがに今思い返すと相当にカオスな状況だったなぁとは思いますが、そんなことだって実現可能なんですよっ!
さいごに
熱く語り過ぎてめちゃんこ長い記事になってしまいました。笑
まだまだ文才を磨かねばなりませんねw
お気づきになられた方もいるかもしれませんが、以上のポイント2つに共通してることがあるんです。
実は、留学先での一番の敵って自分なんです。笑
友達作りに限らず言えますが、どんな不安要素があったとしても一生懸命チャレンジする勇気を持てるかどうか、なんですよね。
そういう自分との戦いに勝てるかどうかで留学生活が楽しくなるかつまらなくなるかが全部決まってしまう。
私はそういう気付きも留学生活の中で得ることができました。
だからこそ、これから留学を夢見る人や今現在現地で悩んでる人に少しでも充実した経験をしてもらえるように自分の気付きを記事にしていけたらと思います♪
最後までお読み頂きありがとうございましたっ!